熊毛王国極楽巡り
7月7日に開創されます!御朱印もあります!
今から約1600年前…「日本」という国が出来る以前の話…
山口県南東部に、仮に「熊毛王国」と呼ばれる古王国が在ったと言われています…
そこに君臨する「熊毛王」は、瀬戸内海の西の入口「龍宮西門(大畠瀬戸)」から繋がる「唐戸水道(現在は閉塞)」を流れていた「龍」と恐れられた「引潮」と「満潮」の「潮流」を力に変え「水先き案内」をする事により、大きな「富」を得ていたと伝えられています…

しかし、そんな「熊毛王」も、とうとう「大和政権」に屈服せざる得ない時がやって来ました…
その「熊毛王」のお墓と言われる柳井市「茶臼山古墳(全長約90m)」からは、国産の鏡としては日本一大きい「銅鏡(44.8㎝)」が出土しています。
その当時何があったのか…
『古事記』 『日本書紀』には、何一つ記載されていない「熊毛王国」と「熊毛王」の事…
一説には「熊襲」や「隼人」の事だったとか…
今回「熊毛王国」と呼ばれる、この地域の「真言宗寺院」にお祀りされる「王」と名の付く「仏さま」と、「熊毛王」の頃から変わらないであろう「風景」「山」や「海」や「水」そして「龍宮」の「潮流」にお出会い頂き、日々移り変わる、我々の「心」や「価値観」そして「苦しみ」を洗い流し、自らを見つめ直す機会にして頂けたらとの願いを込めて、この「熊毛王国極楽巡り」マップを作製しました。
どこからでも、どこかだけでも結構でございます。
かつて滅ぼされた「苦しみ」と「悲しみ」の「熊毛王国」だったかもしれませんが、今は「極楽」の「仏さま」にお会い頂ける場所に生まれ変わったと思っております。
世の全ての「苦しみ」が「安らか」であるように、各寺院を祈り巡って頂き、皆さまの周りにこそ「極楽」が増える事をお祈り申し上げております。 合掌