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神峰山
般若寺
般若寺は山口県平生町にある真言宗のお寺です。
瀬戸内海の西の入口「龍宮西門」を守る灯台のお寺としての役割を果たすご神体山であり、1400年の歴史があります。
Hannya-ji
ごあいさつ
~ ようこそ 般若寺へ ~
「神峰山 用明院 般若寺」は、海抜250メートルの山の上に建立されています。
「なぜこんな山の上にお寺を建てたのか…」
「昔の人は一体を何を観たのだろうか…」
「もっと麓にあればどれだけ楽だったろうか…」住職の私がずっと山で感じてきたことです。
近年、この場所「神峰山」にお寺が建てられた本当の理由が判明しました。
この場所でなくてはならなかったのです…。
そしてその価値観は「仏教」や「神道」という宗教を越えた「日本人の祈り」の姿そのものだった…という結論に至りました。
このサイトを通じ、その一端に触れていただけたらと思います。そしてぜひ般若寺にお参り頂き、古の「日本人の祈り」に触れ、「日本人の忘れもの」にお出会い頂けると幸いです。
合掌
~虚しく門に至り 満ち満ちて帰る~
神峰山 用明院 般若寺
第九十世 住職 福嶋 弘昭
History
歴史
~ 般若寺の歴史 ~

般若寺は山口県東部に位置する平生町、海抜250メートルの山にあります。
創建は586年(用明元年)。
大畠の瀬戸の荒ぶる金龍神(荒波)を鎮めるために海に身を投じた「般若姫」を弔うため、夫である用明天皇の勅願により建立されました。
開山は聖徳太子の師匠「慧慈和尚」、1400年の歴史があるお寺です。
そして般若寺仁王門から見える“大畠瀬戸”は、古くから伝わる「般若姫伝説」と「龍宮伝説」の舞台でもあり、また当山は瀬戸内海の入り口「龍宮西門」を守る「燈台」としての役割を果たす御神体山として崇められてきました。
Restration
寺院復興事業
~ 1400年の歴史を守り続ける為の、またこれからの時代の為の復興事業 です~

般若寺の開祖「慧慈和尚(えじわじょう)」像を保存、修理致します!
令和3年は、日本仏教の祖「聖徳太子」1400年御遠忌です。そして来年令和4年(2022年)は聖徳太子の師匠であり、当山の初代住職でもある慧慈和尚の1400年御遠忌を迎えます。
1000年も前の像がこのような姿で残っていた奇跡。
このタイミングで保存修理し、新たに「供養塔(五輪塔)」を新築することを発心しました。
慧慈和尚さまのご威光が再び輝くことにより、我が国のすべての和尚(僧)さまもより輝き、仏法の力が再び発見され、世に蔓延する地獄の苦しみや不安が減ることを願い行われます。
